厚岸町議会議員 音喜多 政東
「艱難辛苦(かんなんしんく)」を乗り越え
九期目活動中
過疎化進み課題は後継者問題
一九七二年に本厚岸郵便局の電報集約があり、一九七三年四月に厚岸電話局機械課に配置換えに。見るも聞くも初めてのA型交換機で、覚え始めたのが故障の受け付けや開通工事の試験受け付けでした。局内の状況すら十分知らぬうちに一人での宿直勤務に就き、午後八時を過ぎると呼び出しの集中で交換機がパンク、真っ赤な警報表示と高ベル音には戸惑いました。 |
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町議会では議長も歴任 厚岸町議会での議会質問 |
高校卒業後一〇年住み着いた町でしたが、すでに共働きで子育ての最中だったので、一〇年余り職場と自宅の往復以外寄り道ナシと決めていました。しかし、仕事に慣れると余分な発言から分会長になるはめに。組合の初仕事は地方にも社会党の組織内議員の誕生が求められ、候補となる組合員への説得と選挙運動に苦労しました。
(NTT労組新聞2022年5月28日号 掲載) |