職場では、二〇一七年から山形ＢＩ部に所属し、情報通信サービスの普及に努めてきました。
　その後、組合役員になり、地方連合会の活動等を通じて、労働者（特に若年層）の過酷な実態や地方が直面する諸課題を知りました。そして、この課題を解決するには、情報通信技術を生かした政治の関与が不可欠と考え、自らが政治の側面から取り組みたいと思い挑戦しました。

議員インターシップ活動で対談

「カラフルパレード」で多様な性を訴え

　当選後、所属する山形市議会で交通手段をまとめて、より便利な移動の実現をめざすＭａａＳについて初めて政策提言をしました。少子高齢化の加速により、交通サービスの維持と利便性向上は最重要課題となっています。
　その観点からさまざまな提言を行ない、コミュニティサイクルや、やまがたＭａａＳ『らくのる』の提供開始に結び付けることができたと思います。
　生産年齢人口の負担が増大する人口オーナス期を迎えるにあたり、子育て政策をはじめ、あらゆる分野で技術革新を早期に取り入れた提言を行ない、未来にツケを回さず持続可能な街づくりを行なっていきます。

（NTT労組新聞2023年4月1日号　掲載）