採用時はクロスバー交換機の保守作業、電力、営業と経験を重ねました。地元の先輩議員からの薦めもあり、四二歳で南那須町議に初当選。二〇〇五年一〇月「平成の大合併」で那須烏山市が誕生しました。
　議員活動では、市内への光ケーブルのエリア拡大をＮＴＴ栃木支店に市長名で要望し、周辺の市町に先駆けて完了しました。携帯電話の不感地区の解消にもドコモ栃木支店への提言・要望として取り組みました。

山あげ祭り
烏山駅でのお出迎え

ふれあい道づくり
（道路清掃・樹木伐採等）

　地域から交通安全対策上、要望があった携帯電話のアンテナ柱も移転することができました。また、山間地域の携帯電話不感地には室内用アンテナの設置も実現しました。
　二〇〇八年には携帯の電波を利用した「児童見守りシステム」が市内の全小学校スクールバスに導入されました。地域で一番要望の多いのが道路問題です。市道認定されない道路の舗装改修や側溝の整備に住民と共に取り組みました。道路の清掃、樹木の伐採などを通じて市の「ふれあいの道づくり」事業として認められました。
　市民の先頭に立って「協働のまちづくり」になお一層取り組んでいきたいと思います。

（NTT労組新聞2022年4月9日号　掲載）