松戸市議の関根ジローです。私はＮＴＴ入社時は東日本本社でフレッツフォンなどの通信機器の担当をしていました。自治体議員になるきっかけは、配属先だった宮城支店で、岡本あき子仙台市議会議員（現衆議院議員）にお会いし、自治体議員という仕事に憧れを持ったからです。

援農ボランティアに参加

特産の「矢切ねぎ」農家さんと一緒に

　議員活動では、松戸市立総合医療センター（約六〇〇床）へ「Ｗｉ-Ｆｉ」整備を働き掛け「今年度中に全病室にＷｉ-Ｆｉ整備を行なうこと」が、昨年一二月の私の議会質問で明らかになりました。コロナ禍により、入院患者との面会が大きく制限されていますが、ＳＮＳ等のコミュニケーションにより、孤独感の解消等が大きく期待されます。
　今後は、ＮＴＴ出身の議員として、ＩＣＴを活用した施策をこれまで以上に行政に提案していきます。例えば、松戸市では「高齢化した小規模農家」をお手伝いする「援農ボランティア」が盛んですが、農家とボランティアとのマッチングはアナログで行なうため、事務作業が大きな負担となっています。デジタル化でこの事務作業負担の解消に向けて取り組みます。

（NTT労組新聞2022年2月5日号　掲載）