私は一九八八年にＮＴＴに入社、主に国際関係の部署で、ベルギーへの駐在等、海外の業務も数多く経験させていただきました。
　ＮＴＴ労組コミュニケーションズ本部で分会役員をしていた二〇一四年、地方議員の候補者を探していると聞き、以前から「人の役に立つ仕事を」と思っていた私は、小平市議会議員候補に手を挙げました。

東京都議会での質問

街宣活動で政策を訴える

　生活に身近な市議の仕事は大変やりがいがあり、特に印象に残っているのは、コロナ禍で不払いにあった非正規雇用の保育士さんたちの窮状を石橋みちひろ参議院議員を通じて国会で訴え、労組とも連携し、不払い賃金の支払いを勝ち取れたことです。同時に市内の保育園の労働環境改善も市に訴えました。
　二〇二一年、都議会議員に立候補し、初当選。現在に至ります。
　いま注力しているのは、都立高校入試に関する施策の改善です。
　また、都道や都立公園、都の補助金等に関しても多くの陳情が届きますので、一つひとつていねいに調査し、フィードバックするよう心掛けています。
　今後も皆さんの声を都政に反映させるため頑張ります。

（NTT労組新聞2022年12月10日号　掲載）