墨田区議会議員のあべきみこです。
　私は当時の東京市外電話局に電話交換手として採用されましたが、離婚をきっかけに子育てのため、地元の電話局に異動を希望し、営業勤務になりました。子育ての最中に娘が待機児童になったことや、母子家庭のさまざまな問題等を抱え、「社会の壁」にぶつかっていたときに、墨田区の組織内議員の後継者として、抜てきされました。
　当時、政治をあまり身近に思わなかったのですが、保育所の整備や安全な街づくりの必要性を感じ、立候補を決意しました。

応急手当普及員として心肺
蘇生法を講義

「子育てひろば」の運営支援

　一八年間の区議会活動は、公約の保育所整備について保育所の利用実態や地域コミュニティーが希薄化する中で、在宅子育て支援の必要性を感じ、「子育てひろば」の運営支援をしてきました。
　また、「東日本大震災」を契機に災害に強い街づくりのため、「応急手当普及員」や「防災士」の資格を取得し、消防団活動の中で生かしています。
　今後は、避難所運営や要配慮者への避難支援、災害時の迅速な復旧のための仕組みづくりに取り組んでいきたいと考えています。

（NTT労組新聞2021年12月4日号　掲載）